51 第4章 花にちなんで

51 4. Pupphavaggo Dhammapadapāḷi

Yathāpi ruciraṃ pupphaṃ, vaṇṇavantaṃ agandhakaṃ;

Evaṃ subhāsitā vācā, aphalā hoti akubbato.

The Pāḷi Tipiṭaka  https://www.tipitaka.org/

うるわしく、あでやかに咲く花でも、香りのないものがあるように、善く説かれたことばでも、それを実行しない人には実(みの)りがない。

ブッダの真理のことば 感興のことば   中村元 訳   岩波文庫   真理のことば  第4章 花にちなんで   51

テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。Yathā(副詞)~の如くに、~の如し、Yathā pi ~ evaṃ ~の如くその如くに、rucira (形容詞) 光輝ある、すばらしい、うつくしい ruciraṃ 名詞の格に連動?、puppha (中性名詞)花 pupph-aṃ (中性名詞、単数)主格「~は」、「~が」又は対格「~を」、「~に」とりあえずここまで。

124 第1 蛇の章 7、賤しい人

124 1.Uragavaggo 7. Vasalasuttaṃ

‘‘Yo mātaraṃ pitaraṃ vā, jiṇṇakaṃ gatayobbanaṃ;

Pahu santo na bharati, taṃ jaññā vasalo iti.

The Pāḷi Tipiṭaka  https://www.tipitaka.org/

己れは財豊(ゆた)かであるのに、年老いて衰えた母や父を養わない人、—かれを賤しい人であると知れ。

ブッダのことば 中村元 訳  岩波文庫 第1 蛇の章 6、賤しい人 124

テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。扶養の問題は昔からあったようだ。年老いて、または年老いずとも死んでいく事は生まれたものの宿命である。人は自分が一番かわいくて大切である。それは生きとし生けるものすべてのそれぞれの思いである。他者を大切にすることは自己を大切にするという事である。まして有縁のともがらならなおさらである。