152 第1 蛇の章 8、慈しみ

152 1.Uragavaggo 8. Mettasuttaṃ

Diṭṭhiñca anupaggamma, sīlavā dassanena sampanno;

Kāmesu vinaya [vineyya (sī. syā. pī.)] gedhaṃ, na hi jātuggabbhaseyya punaretīti.

The Pāḷi Tipiṭaka  https://www.tipitaka.org/

諸々(もろもろ)の邪(よこし)まな見解にとらわれず、戒(かい)を保ち、見るはたらきを具(そな)えて、諸々の欲望に関する貪(むさぼ)りを除いた人は、決して再び母胎(ぼたい)に宿(やど)ることがないであろう。

ブッダのことば 中村元 訳  岩波文庫 第1 蛇の章 8、慈しみ 152

テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。

Mettasuttaṃ aṭṭhamaṃ niṭṭhitaṃ.

慈しみの章を終わる

79 第6章 賢い人

79 6. Paṇḍitavaggo Dhammapadapāḷi

Dhammapīti sukhaṃ seti, vippasannena cetasā;

Ariyappavedite dhamme, sadā ramati paṇḍito.

The Pāḷi Tipiṭaka  https://www.tipitaka.org/

真理を喜ぶ人は、心きよらかに澄んで、安らかに臥(が)す。聖者の説きたまう真理を、賢者はつねに楽しむ。

ブッダの真理のことば 感興のことば   中村元 訳   岩波文庫   真理のことば  第6章 賢い人  79

テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。

78 第6章 賢い人

78 6. Paṇḍitavaggo Dhammapadapāḷi

Na bhaje pāpake mitte, na bhaje purisādhame;

Bhajetha mitte kalyāṇe, bhajetha purisuttame.

The Pāḷi Tipiṭaka  https://www.tipitaka.org/

悪い友と交わるな。卑しい人と交わるな。良い友と交われ。尊い人と交われ。

ブッダの真理のことば 感興のことば   中村元 訳   岩波文庫   真理のことば  第6章 賢い人  78

友を選べという事である。禅においても師匠を選ぶときはよく吟味せよといわれる。

5 第1章 容色などの章    アングッタラ二カーヤ 第1集

5 第1集 第1章 容色などの章

5  Ekakanipātapāḷi 1. Rūpādivaggo Aṅguttaranikāyo

‘‘Nāhaṃ , bhikkhave, aññaṃ ekaphoṭṭhabbampi samanupassāmi yaṃ evaṃ purisassa cittaṃ pariyādāya tiṭṭhati yathayidaṃ, bhikkhave, itthiphoṭṭhabbo. Itthiphoṭṭhabbo, bhikkhave, purisassa cittaṃ pariyādāya tiṭṭhatī’’ti. Pañcamaṃ.

The Pāḷi Tipiṭaka     https://www.tipitaka.org/

比丘たちよ、わたしはこれほどまでに男性のこころをとらえる感触(触)を、他にひとつも見ない。比丘たちよ、それは女性の感触である。比丘たちよ、女性の感触は男性のこころを固くとらえるものである。

原始仏典Ⅲ増支部経典  第1巻  浪花宣明  訳   前田專學  編集   中村元 監修  春秋社  第1集 第1章 容色などの章 5

そのこころねはとてもよく理解できる。

77 第6章 賢い人

77 6. Paṇḍitavaggo Dhammapadapāḷi

Ovadeyyānusāseyya, asabbhā ca nivāraye;

Satañhi so piyo hoti, asataṃ hoti appiyo.

The Pāḷi Tipiṭaka  https://www.tipitaka.org/

(他人を)訓戒せよ。教えさとせ。宜しくないことから(他人を)遠ざけよ。そうすれば、その人は善人に愛せられ、悪人からは疎(うと)まれる。

ブッダの真理のことば 感興のことば   中村元 訳   岩波文庫   真理のことば  第6章 賢い人  77

テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。

令和元年6月28日 椅子に坐る瞑想

片手で打った音を聞くということを本で読んだのでそのことを瞑想した。答えはいろいろあるかと思うが、「相手により異なる」と答えが出た。そのこころは、空を打てば風を切る音がし、頬を打てば別の音がする、などなどである。
師家に回答に赴いたなら相手の頬を打つのであろうか。

76 第6章 賢い人

76 6. Paṇḍitavaggo Dhammapadapāḷi

Nidhīnaṃva pavattāraṃ, yaṃ passe vajjadassinaṃ;

Niggayhavādiṃ medhāviṃ, tādisaṃ paṇḍitaṃ bhaje;

Tādisaṃ bhajamānassa, seyyo hoti na pāpiyo.

The Pāḷi Tipiṭaka  https://www.tipitaka.org/

(おのが)罪過(つみとが)を指摘し過(あやま)ちを告げてくれる聡明な人に会ったならば、その賢い人につき従え。―隠してある財宝のありかを告げてくれる人につき従うように。そのような人につき従うならば、善いことがあり、悪いことは無い。

ブッダの真理のことば 感興のことば   中村元 訳   岩波文庫   真理のことば  第6章 賢い人  76

テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。

151 第1 蛇の章 8、慈しみ

151 1.Uragavaggo 8. Mettasuttaṃ

Tiṭṭhaṃ caraṃ nisinno va [vā (sī. syā. kaṃ. pī.)], sayāno yāvatāssa vitamiddho [vigatamiddo (bahūsu)];

Etaṃ satiṃ adhiṭṭheyya, brahmametaṃ vihāramidhamāhu.

The Pāḷi Tipiṭaka  https://www.tipitaka.org/

立ちつつも、歩みつつも、坐しつつも、臥(ふ)しつつも、眠れないでいる限りは、この(慈しみの)心づかいをしっかりとたもて。

ブッダのことば 中村元 訳  岩波文庫 第1 蛇の章 8、慈しみ 151

テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。慈しみの瞑想が自らの心を落ち着かせる。マーフィー博士は、この暗示の力は、こころが自分と他人とを区別できないため、害意や敵意は結局自分に向かうと書いておられた。厳密には違うかもしれないがよく似ている。