テーリーガーター〔序の詩句〕2

2. Muttātherīgāthā 1. Ekakanipāto 
Therīgāthāpāḷi

‘‘Mutte muccassu yogehi, cando rāhuggahā iva;

Vippamuttena cittena, anaṇā bhuñja piṇḍaka’’nti.

Itthaṃ sudaṃ bhagavā muttaṃ sikkhamānaṃ imāya gāthāya abhiṇhaṃ ovadatīti.

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ムッター〔〕よ。悪魔ラーフに捉えられた月がその縛(いまし)めから脱するように、もろもろの軛(くびき)から脱れよ。そなたは、心が解脱して、負債の無い者として、托鉢の食物を受用せよ。

 尊き師は、しばしばこの詩句をとなえて、見習尼ムッターをこのように教えさとされた。

尼僧の告白 中村元 訳  岩波文庫  〔序の詩句〕 2

テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。

118 第1 蛇の章 7、賤しい人

118 1.Uragavaggo 7. Vasalasuttaṃ

‘‘Yo hanti parirundhati [uparundheti (syā.), uparundhati (ka.)], gāmāni nigamāni ca;

Niggāhako [nigghātako (?)] samaññāto, taṃ jaññā vasalo iti.

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村や町を破壊し、包囲し、圧制者として一般に知られる人、—かれを賤しい人であると知れ。

ブッダのことば 中村元 訳  岩波文庫 第1 蛇の章 6、賤しい人 118

49 第4章 花にちなんで

49 4. Pupphavaggo Dhammapadapāḷi

Yathāpi bhamaro pupphaṃ, vaṇṇagandhamaheṭhayaṃ [vaṇṇagandhamapoṭhayaṃ (ka.)];

Paleti rasamādāya, evaṃ gāme munī care.

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蜜蜂は(花の)色香を害(そこな)わずに、汁をとって、花から飛び去る。聖者が村に行くときは、そのようにせよ。

ブッダの真理のことば 感興のことば   中村元 訳   岩波文庫   真理のことば  第4章 花にちなんで   49

テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。蜜蜂は単に蜜を受け取るだでけでなく、花粉を運んで受精を助けている。