暖かくなって人出はむしろ少ない。短いお経をこころの中で唱える。慈悲の瞑想をおこなう。鼻腔を通過する空気を感じる。
日: 2020年5月25日
355 第2 小なる章
357 2. Cūḷavaggo 12. Nigrodhakappasuttaṃ
‘‘Acchecchi [achejji (ka.)] taṇhaṃ idha nāmarūpe, (iti bhagavā)
Kaṇhassa [taṇhāya (ka.)] sotaṃ dīgharattānusayitaṃ;
Atāri jātiṃ maraṇaṃ asesaṃ,’’
Iccabravī bhagavā pañcaseṭṭho.
The Pāḷi Tipiṭaka https://www.tipitaka.org/
師は答えた、「かれはこの世において、名称と形態とに関する妄執を断ち切ったのである。長いあいだ陥(おちい)っていた悪魔の流れを断ち切ったのである。」五人の修行者の最上者であった尊き師はそのように語られた。
ブッダのことば 中村元 訳 岩波文庫 第2 小なる章 12、ヴァンギーサ 355
テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。中村先生の訳注によると、五人—ブッダがさとりを開いたあとで、ベナレスの郊外の鹿野苑で最初に説法したとき、教えを聞いた五人の修行者。ブッダはかれらにとっての上首であると考えられた。註に引く一説によるとされる。