265 第2 小なる章

268 2. Cūḷavaggo 4. Maṅgalasuttaṃ

‘‘Gāravo ca nivāto ca, santuṭṭhi ca kataññutā;

Kālena dhammassavanaṃ [dhammasavaṇaṃ (katthaci), dhammasavanaṃ (sī. ka.)], etaṃ maṅgalamuttamaṃ.

The Pāḷi Tipiṭaka  https://www.tipitaka.org/

尊敬と謙遜(けんそん)と満足と感謝と(適当な)時に教えを聞くこと、—これがこよなき幸せである。

ブッダのことば   中村元  訳   岩波文庫   第2  小なる章      4、こよなき幸せ  265

テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。

182 第14章 ブッダ

182 14. Buddhavaggo Dhammapadapāḷi

Kiccho manussapaṭilābho, kicchaṃ maccāna jīvitaṃ;

Kicchaṃ saddhammassavanaṃ, kiccho buddhānamuppādo.

The Pāḷi Tipiṭaka  https://www.tipitaka.org/

人間の身を受けることは難しい。死すべき人々に寿命があるのも難しい。正しい教えを聞くのも難しい。もろもろのみ仏の出現したもうことも難しい。

ブッダの真理のことば 感興のことば   中村元 訳   岩波文庫   真理のことば  第14章 ブッダ 182

人身受け難し、いますでに受く。仏法聞き難し、いますでに聞く。
この身今生において度せずんば、さらにいずれの生においてかこの 身を度せん。
大衆もろともに、至心に三宝に帰依したてまつるぺし。

自ら仏に帰依したてまつる。
まさに願わくは衆生とともに、  大道を体解して、無上意を発さん。
自ら法に帰依したてまつる。
まさに願わくは衆生とともに、  深く経蔵に入りて、智慧海のごとくならん。
自ら僧に帰依したてまつる。
まさに願わくは衆生とともに、  大衆を統理して、一切無碍ならん。

無上甚深徴妙の法は、百千万劫にも遭遇うこと難し。
我いま見聞し 受持することを得たり。
願わくは如来の真実義を解したてまつらん。