246、247 第18章 汚れ

246、247 18. Malavaggo  Dhammapadapāḷi

Yo pāṇamatipāteti, musāvādañca bhāsati;

Loke adinnamādiyati, paradārañca gacchati.

Surāmerayapānañca, yo naro anuyuñjati;

Idhevameso lokasmiṃ, mūlaṃ khaṇati attano.

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生きものを殺し、虚言(いつわり)を語り、世間において与えられていないものを取り、他人の妻を犯し、穀酒・果実酒に耽溺(ふけりおぼれ)する人は、この世において自分の根本(ねもと)を掘りくずす人である。

ブッダの真理のことば 感興のことば   中村 元  訳    岩波文庫  真理のことば   第18章  汚れ 246、247

テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。

245 第18章 汚れ

245 18. Malavaggo  Dhammapadapāḷi

Hirīmatā ca dujjīvaṃ, niccaṃ sucigavesinā;

Alīnenāppagabbhena, suddhājīvena passatā.

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恥を知り、常に清きを求め、執著をはなれ、つつしみ深く、真理を見て清く暮す者(ひと)は、生活し難い。

ブッダの真理のことば 感興のことば   中村 元  訳    岩波文庫  真理のことば   第18章  汚れ 245

テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。

324 第2 小なる章

326 2. Cūḷavaggo 9. Kiṃsīlasuttaṃ

‘‘Kiṃsīlo kiṃsamācāro, kāni kammāni brūhayaṃ;

Naro sammā niviṭṭhassa, uttamatthañca pāpuṇe’’.

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いかなる戒めをまもり、いかなる行いをなし、いかなる行為を増大せしめるならば、人は正しく安立し、また最上の目的を達し得るのであろうか。

ブッダのことば     中村元  訳     岩波文庫       第2  小なる章      9、いかなる戒(いまし)めを  324

どのような行動が安楽の法門の扉を開けるであろうか。扉は常に開けられているが。

323 第2 小なる章

325 2. Cūḷavaggo 8. Nāvāsuttaṃ

Tasmā have sappurisaṃ bhajetha, medhāvinañceva bahussutañca;

Aññāya atthaṃ paṭipajjamāno, viññātadhammo sa sukhaṃ [so sukhaṃ (sī.)] labhethāti.

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それ故に、実に聡明にして学識の深い立派な人に親しめ。ものごとを知って実践しつつ、真理を理解した人は、安楽を得るであろう。

ブッダのことば     中村元  訳     岩波文庫       第2  小なる章      8、船  323

中村先生の訳注によると、真理―この場合、真理(dhamma)とは人間の真理であるとされる。おおよそ三千大千世界の法則性の内、人間に関わるものということであろうか。

Nāvāsuttaṃ aṭṭhamaṃ niṭṭhitaṃ.

8、船が終わる。

244 第18章 汚れ

244 18. Malavaggo  Dhammapadapāḷi

Sujīvaṃ ahirikena, kākasūrena dhaṃsinā;

Pakkhandinā pagabbhena, saṃkiliṭṭhena jīvitaṃ.

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恥を知らず、烏(からす)のように厚かましく、図々しく、人を責め、大胆で、心のよごれた者(ひと)は生活し易い。

ブッダの真理のことば 感興のことば   中村 元  訳    岩波文庫  真理のことば   第18章  汚れ 244

テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。

243 第18章 汚れ

243 18. Malavaggo  Dhammapadapāḷi

Tato malā malataraṃ, avijjā paramaṃ malaṃ;

Etaṃ malaṃ pahantvāna, nimmalā hotha bhikkhavo.

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この汚(けが)れよりもさらに甚しい汚れがある。無明(むみょう)こそ最大の汚れである。修行僧らよ。この汚れを捨てて、汚れ無き者となれ。

ブッダの真理のことば 感興のことば   中村 元  訳    岩波文庫  真理のことば   第18章  汚れ 243

テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。

322 第2 小なる章

324 2. Cūḷavaggo 8. Nāvāsuttaṃ

Evampi yo vedagu bhāvitatto, bahussuto hoti avedhadhammo;

So kho pare nijjhapaye pajānaṃ, sotāvadhānūpanisūpapanne.

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それと同じく、ヴェーダ(真理の知識)に通じ、自己を修養し、多く学び、動揺しない(師)は、実に(みずから)知っているので、傾聴と侍坐(じざ)しようという気持を起した他の人々の心を動かす。

ブッダのことば     中村元  訳     岩波文庫       第2  小なる章      8、船  322

テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。