321 第2 小なる章

323 2. Cūḷavaggo 8. Nāvāsuttaṃ

Yathāpi nāvaṃ daḷhamāruhitvā, phiyena [piyena (sī. syā.)] rittena samaṅgibhūto;

So tāraye tattha bahūpi aññe, tatrūpayaññū kusalo mutīmā [matīmā (syā. ka.)].

The Pāḷi Tipiṭaka  https://www.tipitaka.org/

堅牢(けんろう)な船に乗って、橈(かい)と舵(かじ)とを具えているならば、操縦法を知った巧みな経験者は、他の多くの人々をそれに乗せて渡すように、

ブッダのことば     中村元  訳     岩波文庫       第2  小なる章      8、船  321

テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。

令和2年4月5日 参禅

坐禅のまえに和尚さんの読経にあわせて経を読む。坐禅にはいり、短いお経をこころの中で唱える。慈悲の瞑想をおこなう。慈悲の瞑想の文章を自分なりに英訳してみると集中できた。経行でも英単語を使ってみる。鼻腔を通過する空気は数えないで感じることに集中する。

242 第18章 汚れ

242 18. Malavaggo  Dhammapadapāḷi

Malitthiyā duccaritaṃ, maccheraṃ dadato malaṃ;

Malā ve pāpakā dhammā, asmiṃ loke paramhi ca.

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不品行は婦女の汚(けが)れである。もの惜しみは、恵み与える人の汚れである。悪事は、この世においてもかの世においても(つねに)汚れである。

ブッダの真理のことば 感興のことば   中村 元  訳    岩波文庫  真理のことば   第18章  汚れ 242

テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。

320 第2 小なる章

322 2. Cūḷavaggo 8. Nāvāsuttaṃ

Tatheva dhammaṃ avibhāvayitvā, bahussutānaṃ anisāmayatthaṃ;

Sayaṃ ajānaṃ avitiṇṇakaṅkho, kiṃ so pare sakkhati nijjhapetuṃ.

The Pāḷi Tipiṭaka  https://www.tipitaka.org/

それと同じく、真理(理法)を弁え知らず、学識の深い人にことがらの意議を聞かないならば、みずから知らず、疑いを超えていない人が、どうして他人の心を動かすことができるであろうか。

ブッダのことば     中村元  訳     岩波文庫       第2  小なる章      8、船  320

自己の理解が先である。

241 第18章 汚れ

241 18. Malavaggo  Dhammapadapāḷi

Asajjhāyamalā mantā, anuṭṭhānamalā gharā;

Malaṃ vaṇṇassa kosajjaṃ, pamādo rakkhato malaṃ.

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読誦しなければ聖典が汚(けが)れ、修理しなければ家屋(いえ)が汚れ、身なりを怠るならば容色が汚れ、なおざりになるならば、つとめ慎しむ人が汚れる。

ブッダの真理のことば 感興のことば   中村 元  訳    岩波文庫  真理のことば   第18章  汚れ 241

テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。末法ではまともな人が非難される。

319 第2 小なる章

321 2. Cūḷavaggo 8. Nāvāsuttaṃ

Yathā naro āpagamotaritvā, mahodakaṃ salilaṃ sīghasotaṃ;

So vuyhamāno anusotagāmī, kiṃ so pare sakkhati tārayetuṃ.

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あたかも人が水かさが多く流れの疾(はや)い河に入ったならば、かれは流れにはこばれ、流れに沿(そ)って過ぎ去るようなものである。かれはどうして他人を渡すことができるであろうか。

ブッダのことば     中村元  訳     岩波文庫       第2  小なる章      8、船  319

テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。自分がまず智慧の完成をめざすという考え方と、他人の救済が先だという考えがあるが、お釈迦様は何事も極端であってはならないといわれている。