読経のあと、坐禅にはいり、短いお経をこころの中で唱える。慈悲の瞑想をおこなう。経行では右左と確認する。鼻腔を通過する空気の出入りを意識的に行なう。充分に吐いて自然に吸うことに集中する。
月: 2020年4月
333 第2 小なる章
335 2. Cūḷavaggo 10. Uṭṭhānasuttaṃ
Yāya devā manussā ca, sitā tiṭṭhanti atthikā;
Tarathetaṃ visattikaṃ, khaṇo vo [khaṇo ve (pī. ka.)] mā upaccagā;
Khaṇātītā hi socanti, nirayamhi samappitā.
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神々も人間も、ものを欲しがり、執著にとらわれている。この執著を超えよ。わずかの時をも空(むな)しく過すことなかれ。時を空しく過した人は地獄に墜(お)ちて悲しむからである。
ブッダのことば 中村元 訳 岩波文庫 第2 小なる章 10、精励 333
テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。
332 第2 小なる章
334 2. Cūḷavaggo 10. Uṭṭhānasuttaṃ
Uṭṭhahatha nisīdatha, daḷhaṃ sikkhatha santiyā;
Mā vo pamatte viññāya, maccurājā amohayittha vasānuge.
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起てよ、坐れ、平安を得るために、ひたすら修行せよ。汝らが怠惰(たいだ)でありその(死王の)力に服したことを、死王が知って、汝らを迷わしめることなかれ。
ブッダのことば 中村元 訳 岩波文庫 第2 小なる章 10、精励 332
テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。
253 第18章 汚れ
253 18. Malavaggo Dhammapadapāḷi
Paravajjānupassissa , niccaṃ ujjhānasaññino;
Āsavā tassa vaḍḍhanti, ārā so āsavakkhayā.
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他人の過失を探し求め、つねに怒りたける人は、煩悩の汚れが増大する。かれは煩悩の汚れの消滅から遠く隔っている。
ブッダの真理のことば 感興のことば 中村 元 訳 岩波文庫 真理のことば 第18章 汚れ 253
自分の心がおさまる時がない。
252 第18章 汚れ
252 18. Malavaggo Dhammapadapāḷi
Sudassaṃ vajjamaññesaṃ, attano pana duddasaṃ;
Paresaṃ hi so vajjāni, opunāti [ophunāti (ka.)] yathā bhusaṃ;
Attano pana chādeti, kaliṃva kitavā saṭho.
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他人の過失は見やすいけれども、自己の過失は見がたい。ひとは他人の過失を籾殻のように吹き散らす。しかし自分の過失は、隠してしまう。―狡猾な賭博師が不利な骰(さい)の目をかくしてしまうように。
ブッダの真理のことば 感興のことば 中村 元 訳 岩波文庫 真理のことば 第18章 汚れ 252
テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。
331 第2 小なる章
333 2. Cūḷavaggo 10. Uṭṭhānasuttaṃ
Uṭṭhahatha nisīdatha, ko attho supitena vo;
Āturānañhi kā niddā, sallaviddhāna ruppataṃ.
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起てよ、坐(すわ)れ、眠って汝らになんの益があろう。矢に射られて苦しみ悩んでいる者どもは、どうして眠られようか。
ブッダのことば 中村元 訳 岩波文庫 第2 小なる章 10、精励 331
テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。
令和2年4月16日 歩く瞑想
短いお経をこころの中で唱える。慈悲の瞑想をおこなう。鼻腔を通過する空気を感じる。今日はお経が一番相性が良かった。
330 第2 小なる章
332 2. Cūḷavaggo 9. Kiṃsīlasuttaṃ
‘‘Dhamme ca ye ariyapavedite ratā,
Anuttarā te vacasā manasā kammunā ca;
Te santisoraccasamādhisaṇṭhitā,
Sutassa paññāya ca sāramajjhagū’’ti.
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聖者の説きたもうた真理を喜んでいる人々は、ことばでも、こころでも、行いでも、最上である。かれらは平安と柔和と瞑想(めいそう)とのうちに安立し、学識と智慧との真理に達したのである。
ブッダのことば 中村元 訳 岩波文庫 第2 小なる章 9、いかなる戒(いまし)めを 330
テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。
Kiṃsīlasuttaṃ navamaṃ niṭṭhitaṃ.
9、いかなる戒(いまし)めをが終わる。
329 第2 小なる章
331 2. Cūḷavaggo 9. Kiṃsīlasuttaṃ
‘‘Viññātasārāni subhāsitāni, sutañca viññātasamādhisāraṃ;
Na tassa paññā ca sutañca vaḍḍhati, yo sāhaso hoti naro pamatto.
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みごとに説かれたことばは、聞いてそれを理解すれば、精となる。聞きかつ知ったことは、精神の安定を修すると、精になる。人が性急であってふらついているならば、かれには智慧も学識も増大することがない。
ブッダのことば 中村元 訳 岩波文庫 第2 小なる章 9、いかなる戒(いまし)めを 329
テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。中村先生の訳注によると、精となる―sāra.註は、目的(意羲)が成就するという意味に解しているようであるとされる。
251 第18章 汚れ
251 18. Malavaggo Dhammapadapāḷi
Natthi rāgasamo aggi, natthi dosasamo gaho;
Natthi mohasamaṃ jālaṃ, natthi taṇhāsamā nadī.
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情欲にひとしい火は存在しない。不利な骰(さい)の目を投げたとしても、怒りにひとしい不運は存在しない。迷妄にひとしい網は存在しない。妄執にひとしい河は存在しない。
ブッダの真理のことば 感興のことば 中村 元 訳 岩波文庫 真理のことば 第18章 汚れ 251
テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。