142 第10章 暴力

142 10. Daṇḍavaggo Dhammapadapāḷi

Alaṅkato cepi samaṃ careyya, santo danto niyato brahmacārī;

Sabbesu bhūtesu nidhāya daṇḍaṃ, so brāhmaṇo so samaṇo sa bhikkhu.

The Pāḷi Tipiṭaka  https://www.tipitaka.org/

身の装いはどうあろうとも、行ない静かに、心おさまり、身をととのえて、慎みぶかく、行ない正しく、生きとし生けるものに対して暴力を用いない人こそ、〈バラモン〉とも、〈道の人〉とも、また〈托鉢遍歴者〉ともいうべきである。

ブッダの真理のことば 感興のことば   中村元 訳   岩波文庫   真理のことば  第10章 悪 142

中村先生の訳注によると、「身の装いはどうあろうとも」の部分は、141の詩に挙げられる外面的な種々の修行に言及しているとされる。

227 第2 小なる章

229 2. Cūḷavaggo 1. Ratanasuttaṃ

Ye puggalā aṭṭha sataṃ pasatthā, cattāri etāni yugāni honti;

Te dakkhiṇeyyā sugatassa sāvakā, etesu dinnāni mahapphalāni;

Idampi saṅghe ratanaṃ paṇītaṃ, etena saccena suvatthi hotu.

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善人のほめたたえる八輩(はちはい)の人はこれらの四双(しそう)の人である。かれらは幸せな人(ブッダ)の弟子であり、施与(せよ)を受けるべきである。かれらに施(ほどこ)したならば、大いなる果報(かほう)をもたらす。この勝れた宝は〈つどい〉のうちにある。この真理によって幸せであれ。

ブッダのことば   中村元  訳   岩波文庫   第2  小なる章      1、宝  227

テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。中村先生の注釈によれば、仏教の聖者の位を、預流、一来、不還、阿羅漢という四つの聖位に分かつ、これを四双という。四双一々をその一々に向かって進みつつある位と、至りついた境地とに分かつから、全部で八つの位があることになり、合せて八輩というとされる。

141 第10章 暴力

141 10. Daṇḍavaggo Dhammapadapāḷi

Na naggacariyā na jaṭā na paṅkā, nānāsakā thaṇḍilasāyikā vā;

Rajojallaṃ ukkuṭikappadhānaṃ, sodhenti maccaṃ avitiṇṇakaṅkhaṃ.

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裸の行(ぎょう)も、髷(まげ)に結(ゆ)うのも、身が泥にまみれるのも、断食も、露地に臥(ふ)すのも、塵や泥を身に塗るのも、蹲(うずくま)って動かないのも、—疑いを離れていない人を浄めることはできない。

ブッダの真理のことば 感興のことば   中村元 訳   岩波文庫   真理のことば  第10章 悪 141

テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。

令和元年10月4日 利き手でないほうの手を使う

風呂の浴槽はあまり力を入れずまんべんなくあらった。歯磨きは歯に加わる力を歯で感じる。磨きのこしがないか不安があり、反対の手で再度磨く。昼食の箸はうどんのようなものをつまめるようになった。食器洗いは両方の手を使うので役割分担があやふやになる。

226 第2 小なる章

228 2. Cūḷavaggo 1. Ratanasuttaṃ

Yaṃ buddhaseṭṭho parivaṇṇayī suciṃ, samādhimānantarikaññamāhu;

Samādhinā tena samo na vijjati, idampi dhamme ratanaṃ paṇītaṃ;

Etena saccena suvatthi hotu.

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最も勝れた仏が讃嘆したもうた清らかな心の安定を、ひとびとは「〔さとりに向って〕間(ま)をおかぬ心の安定」と呼ぶ。この〈心の安定〉と等しいものはほかに存在しない。このすぐれた宝は理法の(教え)のうちに存する。この真理によって幸せであれ。

ブッダのことば   中村元  訳   岩波文庫   第2  小なる章      1、宝  226

テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。