109 第8章 千という数にちなんで

109 8. Sahassavaggo Dhammapadapāḷi

Abhivādanasīlissa, niccaṃ vuḍḍhāpacāyino [vaddhāpacāyino (sī. pī.)];

Cattāro dhammā vaḍḍhanti, āyu vaṇṇo sukhaṃ balaṃ.

The Pāḷi Tipiṭaka  https://www.tipitaka.org/

つねに敬礼を守り、年長者を敬う人には、四種のことがらが増大する。―すなわち、寿命と美しさと楽しみと力とである。

ブッダの真理のことば 感興のことば   中村元 訳   岩波文庫   真理のことば  第8章 千という数にちなんで 109

他人に敬意を表すことが出来る人は美しい。

190 第1 蛇の章

192 1.Uragavaggo 10. Āḷavakasuttaṃ

‘‘Kathaṃ nu dāni puccheyyaṃ, puthū samaṇabrāhmaṇe;

Yohaṃ [sohaṃ (sī. pī.)] ajja pajānāmi, yo attho samparāyiko.

The Pāḷi Tipiṭaka  https://www.tipitaka.org/

〔神霊いわく、—〕「いまやわたくしは、どうして道の人、バラモンどもに広く問う要がありましょうか。わたくしは今日〈来世のためになること〉を覚り得たのですから

ブッダのことば   中村元  訳   岩波文庫  第1  蛇の章   10、アーラヴァカという神霊 190

神霊は覚りを得たと答えます。涅槃や彼岸とは安楽の法門であり、覚りとは涅槃に至ることへの確信であると考えます。

189 第1 蛇の章

191 1.Uragavaggo 10. Āḷavakasuttaṃ

‘‘Iṅgha aññepi pucchassu, puthū samaṇabrāhmaṇe;

Yadi saccā damā cāgā, khantyā bhiyyodha vijjati’’.

The Pāḷi Tipiṭaka  https://www.tipitaka.org/

もしもこの世に誠実、自制、施与、耐(た)え忍びよりもさらに勝(すぐ)れたものがあるならば、さあ、それら他のものをも広く〈道の人〉、バラモンどもに問え。」

ブッダのことば   中村元  訳   岩波文庫  第1  蛇の章   10、アーラヴァカという神霊 189

テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。

令和元年8月10日 作務

落ち葉の一つひとつが自分のこころの煩悩よりうまれた感情や思いである。新しい落ち葉は取りやすいが、くっついて土のようになったものは取りにくい。自分が育ててしまった何に対して怒るかというこだわりも取り去るのは難しい。

108 第8章 千という数にちなんで

108 8. Sahassavaggo Dhammapadapāḷi

Yaṃ kiñci yiṭṭhaṃ va hutaṃ va [yiṭṭhañca hutañca (ka.)] loke, saṃvaccharaṃ yajetha puññapekkho;

Sabbampi taṃ na catubhāgameti, abhivādanā ujjugatesu seyyo.

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功徳を得ようとして、ひとがこの世で一年間神をまつり犠牲(いけにえ)をささげ、あるいは火にささげ物をしても、その全部をあわせても、(真正なる祭りの功徳の)四分の一にも及ばない。行ないの正しい人々を尊ぶことのほうがすぐれている。

ブッダの真理のことば 感興のことば   中村元 訳   岩波文庫   真理のことば  第8章 千という数にちなんで 108

テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。

188 第1 蛇の章

190 1.Uragavaggo 10. Āḷavakasuttaṃ

‘‘Yassete caturo dhammā, saddhassa gharamesino;

Saccaṃ dhammo [damo (?)] dhiti cāgo, sa ve pecca na socati.

The Pāḷi Tipiṭaka  https://www.tipitaka.org/

信仰あり在家の生活を営(いとな)む人に、誠実、真理、堅固(けんご)、施与(せよ)というこれらの四種の徳があれば、かれは来世に至って憂えることがない。

ブッダのことば   中村元  訳   岩波文庫  第1  蛇の章   10、アーラヴァカという神霊 188

テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。

107 第8章 千という数にちなんで

107 8. Sahassavaggo Dhammapadapāḷi

Yo ca vassasataṃ jantu, aggiṃ paricare vane;

Ekañca bhāvitattānaṃ, muhuttamapi pūjaye;

Sāyeva pūjanā seyyo, yañce vassasataṃ hutaṃ.

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百年のあいだ、林の中で祭祀(まつり)の火につかえる人がいて、またその人が自己を修養した人を一瞬間でも供養するならば、その供養をすることのほうが、百年祭祀を営むよりもすぐれている。

ブッダの真理のことば 感興のことば   中村元 訳   岩波文庫   真理のことば  第8章 千という数にちなんで 107

テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。106の詩句と非常によく似ていると感じる。

187 第1 蛇の章

189 1.Uragavaggo 10. Āḷavakasuttaṃ

‘‘Patirūpakārī dhuravā, uṭṭhātā vindate dhanaṃ;

Saccena kittiṃ pappoti, dadaṃ mittāni ganthati.

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適宜(てきぎ)に事をなし、忍耐(にんたい)づよく努力する者は財を得る。

誠実をつくして名声を得、

何ものかを与えて交友を結ぶ。

ブッダのことば   中村元  訳   岩波文庫  第1  蛇の章   10、アーラヴァカという神霊 187

テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。