89 第6章 賢い人

89 6. Paṇḍitavaggo Dhammapadapāḷi

Yesaṃ sambodhiyaṅgesu, sammā cittaṃ subhāvitaṃ;

Ādānapaṭinissagge, anupādāya ye ratā;

Khīṇāsavā jutimanto, te loke parinibbutā.

The Pāḷi Tipiṭaka  https://www.tipitaka.org/

覚りのよすがに、心を正しくおさめ、執著なく貪(むさぼ)りをすてるのを喜び、煩悩を滅ぼし尽くして輝く人は、現世において全く束縛から解きほごされている。

ブッダの真理のことば 感興のことば   中村元 訳   岩波文庫   真理のことば  第6章 賢い人  89

テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。

Paṇḍitavaggo chaṭṭho niṭṭhito.

賢い人の章がおわる。

令和元年7月12日 人中での瞑想

他人の中で他人を無視して行う瞑想ではない。待ち時間など人声や物音や気配などがあるなかで行う瞑想である。瞑想をはじめるとこれまで聞こえていなかった声音や気配が感じられる。雑然としたなかから離れて自己に集中しようとしているが、正反対のことが起きているともとらえられるし、自己の脳が選択的分別を行わず、電子記憶装置のように、その場で起こっていることをそのまま記録しているようでもある。

163 第1 蛇の章 9、雪山に住む者

163 1.Uragavaggo 9. Hemavatasuttaṃ

‘‘Vijjāya ceva sampanno, (iti sātāgiro yakkho)

Atho saṃsuddhacāraṇo;

Sabbassa āsavā khīṇā, natthi tassa punabbhavo’’.

The Pāḷi Tipiṭaka  https://www.tipitaka.org/

七岳という神霊は答えた。「かれは明知を具えている。またかれの行いは清らかである。かれのすべての煩悩の汚れは消滅している。かれはもはや再び世に生まれるということがない。」

ブッダのことば 中村元 訳  岩波文庫 第1 蛇の章 9、雪山に住む者 163

順に原因と結果の流れになっているが、相互に依存しあっている。