自転車に乗っていると大げさに言えば危険予知、簡単に言えば予想通りという事がある。しかしこれは集中によって研ぎ澄まされた結果おこったこころの状態の変化ということは出来ない。算数で問題を解き続けた後、回答の近似値が出せるように、自転車の乗る時間数が増えたため脳が先回りをしているにすぎない。もう一度確実に現在に集中する必要がある。
月: 2019年6月
令和元年6月20日 自転車での瞑想
こころが乱れると出来事も変化する。出来事は思いを反映する。
148 第1 蛇の章 8、慈しみ
148 1.Uragavaggo 8. Mettasuttaṃ
Na paro paraṃ nikubbetha, nātimaññetha katthaci na kañci [naṃ kañci (sī. pī.), naṃ kiñci (syā.), na kiñci (ka.)];
Byārosanā paṭighasaññā, nāññamaññassa dukkhamiccheyya.
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何びとも他人を欺(あざむ)いてはならない。たといどこにあっても他人を軽んじてはならない。悩(なや)まそうとして怒りの想いをいだいてお互いに他人に苦悩(くのう)を与えることを望んではならない。
ブッダのことば 中村元 訳 岩波文庫 第1 蛇の章 8、慈しみ 148
テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。仏教も他者との関係を保つための自分の態度について述べる。
73 第5章 愚かな人
73 5.Bālavaggo Dhammapadapāḷi
Asantaṃ bhāvanamiccheyya [asantaṃ bhāvamiccheyya (syā.), asantabhāvanamiccheyya (ka.)], purekkhārañca bhikkhusu;
Āvāsesu ca issariyaṃ, pūjā parakulesu ca.
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愚かな者は、実(じつ)にそぐわぬ虚(むな)しい尊敬を得ようと願うであろう。修行僧のあいだでは上位を得ようとし、僧房にあっては権勢を得ようとし、他人の家に行っては供養を得ようと願うであろう。
ブッダの真理のことば 感興のことば 中村元 訳 岩波文庫 真理のことば 第5章 愚かな人 73
テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。この様な詩句が作られた頃にあっても僧侶の振舞いについて論及があるのは現実にこのような僧侶が存在していたという事であろうし、なんのために修行をするのかというこてゃ聖俗にかかわらず難しいことである。
147 第1 蛇の章 8、慈しみ
147 1.Uragavaggo 8. Mettasuttaṃ
Diṭṭhā vā ye va adiṭṭhā [adiṭṭha (?)], ye va [ye ca (sī. syā. kaṃ. pī.)] dūre vasanti avidūre;
Bhūtā va sambhavesī va [bhūtā vā sambhavesī vā (syā. kaṃ. pī. ka.)], sabbasattā bhavantu sukhitattā.
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目に見えるものでも、見えないものでも、遠くに住むものでも、近くに住むものでも、これから生まれようと欲するものでも、一切の生きとし生けるものは、幸せであれ。
ブッダのことば 中村元 訳 岩波文庫 第1 蛇の章 8、慈しみ 147
具体的に考えてしまうと自分のこころに沈みこませることが難しくなる。ここは抽象的に、全ての生き物に幸いあれと祈る。その生きもののなかに自分という者もはいる。
146 第1 蛇の章 8、慈しみ
146 1.Uragavaggo 8. Mettasuttaṃ
Ye keci pāṇabhūtatthi, tasā vā thāvarā vanavasesā;
Dīghā vā ye va mahantā [mahanta (?)], majjhimā rassakā aṇukathūlā.
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いかなる生物生類(いきものしょうるい)であっても、怯(おび)えているものでも、強剛(きょうごう)なものでも、悉(ことごと)く、長いものでも、大きなものでも、中くらいのものでも、短いものでも、微細なものでも、粗大(そだい)なものでも、
ブッダのことば 中村元 訳 岩波文庫 第1 蛇の章 8、慈しみ 145
テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。
令和元年6月18日 自転車での瞑想
何も考えないのではなく、考えを置いていく、または流していく。その時そのときの考えは、何かを機縁として思い浮かんだものではあるけれども自分ではない。
72 第5章 愚かな人
72 5.Bālavaggo Dhammapadapāḷi
Yāvadeva anatthāya, ñattaṃ [ñātaṃ (?)] bālassa jāyati;
Hanti bālassa sukkaṃsaṃ, muddhamassa vipātayaṃ.
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愚かな者に念慮(おもい)が生じても、ついにかれには不利なことになってしまう。その念慮(おもい)はかれの好運(しあわせ)を滅ぼし、かれの頭を打ち砕く。
ブッダの真理のことば 感興のことば 中村元 訳 岩波文庫 真理のことば 第5章 愚かな人 72
テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。
145 第1 蛇の章 8、慈しみ
145 1.Uragavaggo 8. Mettasuttaṃ
Na ca khuddamācare kiñci, yena viññū pare upavadeyyuṃ;
Sukhino va khemino hontu, sabbasattā [sabbe sattā (sī. syā.)] bhavantu sukhitattā.
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他の識者の非難を受けるような下劣な行いを、決してしてはならない。一切の生きとし生けるものは、幸福であれ、安穏(あんのん)であれ、安楽であれ。
ブッダのことば 中村元 訳 岩波文庫 第1 蛇の章 8、慈しみ 145
テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。
71 第5章 愚かな人
71 5.Bālavaggo Dhammapadapāḷi
Na hi pāpaṃ kataṃ kammaṃ, sajju khīraṃva muccati;
Ḍahantaṃ bālamanveti, bhasmacchannova [bhasmāchannova (sī. pī. ka.)] pāvako.
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悪事をしても、その業(カルマ)は、しぼり立ての牛乳のように、すぐに固まることはない。(徐々に固まって熟する。)その業は、灰に覆われた火のように、(徐々に)燃えて悩ましながら、愚者につきまとう。
ブッダの真理のことば 感興のことば 中村元 訳 岩波文庫 真理のことば 第5章 愚かな人 71
縁起はいろいろな相互依存によっておこるので、直線的な原因と結果になるとは限らない。