短いお経をこころの中で唱える。慈悲の瞑想を行う。鼻腔を通過する空気を数える。吐くとき1、吸うとき2と数えるのを中心とする。
日: 2020年3月13日
227 第17章 怒り
227 17. Kodhavaggo Dhammapadapāḷi
Porāṇametaṃ atula, netaṃ ajjatanāmiva;
Nindanti tuṇhimāsīnaṃ, nindanti bahubhāṇinaṃ;
Mitabhāṇimpi nindanti, natthi loke anindito.
The Pāḷi Tipiṭaka https://www.tipitaka.org/
アトゥラよ。これは昔にも言うことであり、いまに始まることでもない。沈黙している者も非難され、多く語る者も非難され、すこしく語る者も非難される。世に非難されない者はいない。
ブッダの真理のことば 感興のことば 中村 元 訳 岩波文庫 真理のことば 第17章 怒り 227
中村先生の訳注によると、アトゥラは北インドの在家の信者であったが、五百人の信者に囲まれて、レーヴァタ長老のところに行って教えを聞こうとしたが、この長老はひとり静かに瞑想に耽っていたために、何も説いてくれなかった。そこでかれは憤ってサーリープッタ長老のところへ行ったら、アビダルマに関する論議をやたらに聞かされた。「こんな難解な話を聞いて何の役に立つか?」と憤って、アトゥラは次にアーナンダ長老のところへ行ったところが、ほんの少しばかり教えを説いてくれた。そこでやはり憤って、最後に祇園精舎にまします釈尊のところへ行ったところが、釈尊はこの詩を語ったのだというとされる。