散文 2. Cūḷavaggo 7. Brāhmaṇadhammikasuttaṃ
Evaṃ vutte, te brāhmaṇamahāsālā bhagavantaṃ etadavocuṃ – ‘‘abhikkantaṃ, bho gotama…pe. … upāsake no bhavaṃ gotamo dhāretu ajjatagge pāṇupete saraṇaṃ gate’’ti.
The Pāḷi Tipiṭaka https://www.tipitaka.org/
このように説かれたときに、大富豪であるバラモンたちは、師にいった、「すばらしいことです!ゴータマ(ブッダ)さま。すばらしいことです!ゴータマさま。あたかも倒れた者を起すように、覆(おお)われているものを開くように、方角に迷った者に道を示すように、あるは『眼ある人々は色やかたちを見るであろう』といって暗闇(くらやみ)の中で灯火をかかげるように、ゴータマさまは種々のしかたで理法を明らかにされた。ここで、われらはゴータマさまに帰依(きえ)したてまつる。また真理と修行僧のつどいに帰依したてまつる。ゴータマさまはわれらを在俗信者として、受け入れてください。今日から命の続く限り帰依いたします。」
ブッダのことば 中村元 訳 岩波文庫 第2 小なる章 7、バラモンにふさわしいこと 散文
テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。The Pāḷi Tipiṭakaにおいては定型的な讃嘆の文が省略されていると思われる。中村先生の訳注によると、この終りの散文は「蛇の章」の第4「田を耕すバーラドヴァージャ」の終わりの一部と似ているとされる。
Atha kho kasibhāradvājo brāhmaṇo saṃviggo lomahaṭṭhajāto yena bhagavā tenupasaṅkami; upasaṅkamitvā bhagavato pādesu sirasā nipatitvā bhagavantaṃ etadavoca – ‘‘abhikkantaṃ, bho gotama, abhikkantaṃ , bho gotama! Seyyathāpi, bho gotama, nikkujjitaṃ vā ukkujjeyya, paṭicchannaṃ vā vivareyya, mūḷhassa vā maggaṃ ācikkheyya, andhakāre vā telapajjotaṃ dhāreyya, cakkhumanto rūpāni dakkhantīti [dakkhintīti (sī. syā. kaṃ. pī.)]; evamevaṃ bhotā gotamena anekapariyāyena dhammo pakāsito. Esāhaṃ bhavantaṃ gotamaṃ saraṇaṃ gacchāmi dhammañca bhikkhusaṅghañca, labheyyāhaṃ bhoto gotamassa santike pabbajjaṃ, labheyyaṃ upasampada’’nti.
そのとき田を耕すバラモン・バーラドヴァージャは恐れおののいて、身の毛がよだち、師(ブッダ)のもとに近づいた。そうして師の両足に頭を伏せて、礼拝してから、師にいった。―「すばらしいことです。覆(おお)われたものを開くように、方向に迷った者に道を示すように、あるいは『眼ある人々は色やかたちを見るであろう』といって暗闇(くらやみ)の中で灯火をかかげるように、ゴータマさまは種々のしかたで真理を明らかにされました。故にわたくしはここにゴータマさまに帰依(きえ)します。また真理と修行者のつどいに帰依します。わたくしはゴータマさまのもとで出家し、完全な戒律(具足戒(ぐそくかい))を受けましょう。」
散文7 第1 蛇の章 4、田を耕す、バーラドヴァージャ
https://zenlearnings.com/2019/04/30/散文7-第1-蛇の章%e3%80%804、田を耕す、バーラドヴァージ/
Brāhmaṇadhammikasuttaṃ sattamaṃ niṭṭhitaṃ.
7、バラモンにふさわしいことがおわる。