194 第14章 ブッダ

194 14. Buddhavaggo Dhammapadapāḷi

Sukho buddhānamuppādo, sukhā saddhammadesanā;

Sukhā saṅghassa sāmaggī, samaggānaṃ tapo sukho.

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もろもろのみ仏の現われたまうのは楽しい。正しい教えを説くのは楽しい。つどいが和合しているのは楽しい。和合している人々がいそしむのは楽しい。

ブッダの真理のことば 感興のことば   中村元 訳   岩波文庫   真理のことば  第14章 ブッダ 194

仏は一人にはあらず。

274  第2 小なる章

276 2. Cūḷavaggo 6. Dhammacariyasuttaṃ

Dhammacariyaṃ brahmacariyaṃ, etadāhu vasuttamaṃ;

Pabbajitopi ce hoti, agārā anagāriyaṃ.

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理法にかなった行い、清らかな行い、これが最上の宝であると言う。たとい在家(ざいけ)から出て家なきに入り、出家(しゅっけ)の身となったとしても、

ブッダのことば   中村元  訳   岩波文庫   第2  小なる章      6、理法にかなった行い  274

テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。

273  第2 小なる章

275 2. Cūḷavaggo 5. Sūcilomasuttaṃ

‘‘Ye naṃ pajānanti yatonidānaṃ, te naṃ vinodenti suṇohi yakkha;

Te duttaraṃ oghamimaṃ taranti, atiṇṇapubbaṃ apunabbhavāyā’’ti.

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神霊よ。聞け。それらの煩悩(ぼんのう)がいかなる原因にもとづいて起るかを知る人々は、煩悩を除きさる。かれらは、渡りがたく、未(いま)だかつて渡った人のいないこの激流を渡り、もはや再び生存を受けることがない。

ブッダのことば   中村元  訳   岩波文庫   第2  小なる章      5、スーチローマ  273

テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。スーチローマの感想はでてこない。

Sūcilomasuttaṃ pañcamaṃ niṭṭhitaṃ.

5、スーチローマが終わる。

272  第2 小なる章

274 2. Cūḷavaggo 5. Sūcilomasuttaṃ

‘‘Snehajā attasambhūtā, nigrodhasseva khandhajā;

Puthū visattā kāmesu, māluvāva vitatāvane.

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サイトには274が二つ存在する。

それらは愛執から起り、自身から現われる。あたかも榕樹(バニヤン)の新しい若木が枝から生ずるようなものである。それらが、ひろく諸々の欲望に執著していることは、えば、蔓草(つるくさ)が林の中にはびこっているようなものである。

ブッダのことば   中村元  訳   岩波文庫   第2  小なる章      5、スーチローマ  272

テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。

193 第14章 ブッダ

193 14. Buddhavaggo Dhammapadapāḷi

Dullabho purisājañño, na so sabbattha jāyati;

Yattha so jāyati dhīro, taṃ kulaṃ sukhamedhati.

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尊い人(=ブッダ)は得がたい。かれはどこにでも生まれるのではない。思慮深い人(=ブッダ)の生まれる家は、幸福に栄える。

ブッダの真理のことば 感興のことば   中村元 訳   岩波文庫   真理のことば  第14章 ブッダ 193

ブッダの育つ家庭の条件であろうか。

192 第14章 ブッダ

192 14. Buddhavaggo Dhammapadapāḷi

Etaṃ kho saraṇaṃ khemaṃ, etaṃ saraṇamuttamaṃ;

Etaṃ saraṇamāgamma, sabbadukkhā pamuccati.

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これらは安らかなよりどころである。これは最上のよりどころである。このよりどころにたよってあらゆる苦悩から免(まぬが)れる。

ブッダの真理のことば 感興のことば   中村元 訳   岩波文庫   真理のことば  第14章 ブッダ 192

四聖諦。苦諦、人生は苦なり。集諦、苦しみの原因を明かさる。滅諦、真の幸福を明かされる。道諦、真の幸福になる道を明かされる。

八正道。正見(しょうけん)、正思惟(しょうしゆい)、正語(しょうご)、4.正業(しょうごう)、正命(しょうみょう)、 正精進(しょうしょうじん)、正念(しょうねん)、正定(しょうじょう)

271  第2 小なる章

274 2. Cūḷavaggo 5. Sūcilomasuttaṃ

‘‘Rāgo ca doso ca itonidānā, aratī ratī lomahaṃso itojā;

Ito samuṭṭhāya manovitakkā, kumārakā dhaṅkamivossajanti.

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貪欲と嫌悪とは自身から生ずる。好きと嫌いと身の毛のよだつことは、自身から生ずる。諸々の妄想は、自身から生じて心を投げうつ、—あたかもこどもらが烏を投げすてるように。

ブッダのことば   中村元  訳   岩波文庫   第2  小なる章      5、スーチローマ  271

悪魔は自分自身のなかで、思考の断片として行き来する。

270 第2 小なる章

273 2. Cūḷavaggo 5. Sūcilomasuttaṃ

‘‘Rāgo ca doso ca kutonidānā, aratī ratī lomahaṃso kutojā;

Kuto samuṭṭhāya manovitakkā, kumārakā dhaṅkamivossajanti’’.

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貪欲(どんよく)と嫌悪(けんお)とはいかなる原因から生ずるのであるか。好きと嫌いと身の毛のよだつこと(戦慄(せんりつ))とはどこから生ずるのであるか。諸々の妄想(もうそう)はどこから起って、心をなげうつのであるか?—あたかもこどもらが烏を投げすてるように。

ブッダのことば   中村元  訳   岩波文庫   第2  小なる章      5、スーチローマ  270

テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。

190 191 第14章 ブッダ

190 191 14. Buddhavaggo Dhammapadapāḷi

Yo ca buddhañca dhammañca, saṅghañca saraṇaṃ gato;

Cattāri ariyasaccāni, sammappaññāya passati.

Dukkhaṃ dukkhasamuppādaṃ, dukkhassa ca atikkamaṃ;

Ariyaṃ caṭṭhaṅgikaṃ maggaṃ, dukkhūpasamagāminaṃ.

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さとれる者(=ブッダ)と真理のことわり(=法)と聖者の集い(僧)とに帰依する人は、正しい知慧をもって、四つの尊い真理を見る。―すなわち(1)苦しみと、(2)苦しみの成り立ちと、(3)苦しみの超克と、(4)苦しみの終滅(おわり)におもむく八つの尊い道(八聖道(はつしょうどう))とを(見る)。

ブッダの真理のことば 感興のことば   中村元 訳   岩波文庫   真理のことば  第14章 ブッダ 190、191

テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。