283  第2 小なる章

285 2. Cūḷavaggo 6. Dhammacariyasuttaṃ

Suddhā suddhehi saṃvāsaṃ, kappayavho patissatā;

Tato samaggā nipakā, dukkhassantaṃ karissathāti.

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みずからは清き者となり、互いに思いやりをもって、清らかな人々と共に住むようにせよ。そこで、聡明な者どもが、ともに仲よくして、苦悩を終滅せしめるであろう。

ブッダのことば     中村元  訳     岩波文庫       第2  小なる章      6、理法にかなった行い  283

サンガでの生活を勧めるものであろう。

Dhammacariyasuttaṃ [kapilasuttaṃ (aṭṭha.)] chaṭṭhaṃ niṭṭhitaṃ.

6、理法にかなった行いがおわる。

201 第15章 楽しみ

201 15. Sukhavaggo Dhammapadapāḷi

Jayaṃ veraṃ pasavati, dukkhaṃ seti parājito;

Upasanto sukhaṃ seti, hitvā jayaparājayaṃ.

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勝利からは怨みが起る。敗れた人は苦しんで臥(ふ)す。勝敗をすてて、やすらぎに帰した人は、安らかに臥す。

ブッダの真理のことば 感興のことば   中村元 訳   岩波文庫   真理のことば  第15章 楽しみ 201

テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。

200 第15章 楽しみ

200 15. Sukhavaggo Dhammapadapāḷi

Susukhaṃ vata jīvāma, yesaṃ no natthi kiñcanaṃ;

Pītibhakkhā bhavissāma, devā ābhassarā yathā.

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われらは一物をも所有していない。大いに楽しく生きて行こう。光り輝く神々のように、喜びを食(は)む者となろう。

ブッダの真理のことば 感興のことば   中村元 訳   岩波文庫   真理のことば  第15章 楽しみ 200

中村先生の訳注によると、この天神は漢訳仏典では「極光浄天」「光曜天」とも訳される。この天神が語る時、口から清らかな光を放ち、その光がことばになるといわれる。のちのアビダルマ教義学においては、色界第二禅のうちの第三位に住する天とされた。色界十六天の一つであるとされる。

199 第15章 楽しみ

199 15. Sukhavaggo Dhammapadapāḷi

Susukhaṃ vata jīvāma, ussukesu anussukā;

Ussukesu manassesu, viharāma anussukā.

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貪(むさぼ)っている人々のあいだにあって、患(わずら)い無く、大いに楽しく生きよう。貪(むさぼ)っている人々のあいだにあって、貪らないで暮らそう。

ブッダの真理のことば 感興のことば   中村元 訳   岩波文庫   真理のことば  第15章 楽しみ 199

テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。

282  第2 小なる章

284 2. Cūḷavaggo 6. Dhammacariyasuttaṃ

Tato palāpe [palāse (ka.)] vāhetha, assamaṇe samaṇamānine;

Niddhamitvāna pāpicche, pāpaācāragocare.

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次いで、実は〈道の人〉ではないのに〈道の人〉であると思いなしている籾殻どもを除き去れ。―悪を欲し、悪い行いをなし、悪いところにいるかれらを吹き払って。

ブッダのことば     中村元  訳     岩波文庫       第2  小なる章      6、理法にかなった行い  282

宗教教団はかならずしも道の人が率いてはいない。

281  第2 小なる章

283 2. Cūḷavaggo 6. Dhammacariyasuttaṃ

Sabbe samaggā hutvāna, abhinibbajjiyātha [abhinibbajjayātha (sī. pī. a. ni. 8.10)] naṃ;

Kāraṇḍavaṃ [kāraṇḍaṃ va (syā. ka.) a. ni. 8.10] niddhamatha, kasambuṃ apakassatha [avakassatha (sī. syā. ka.)].

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汝らはすべて一致協力して、かれを斥(しりぞ)けよ。籾殻(もみがら)を吹き払え。屑(くず)を取り除(のぞ)け。

ブッダのことば     中村元  訳     岩波文庫       第2  小なる章      6、理法にかなった行い  281

テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。

280  第2 小なる章

282 2. Cūḷavaggo 6. Dhammacariyasuttaṃ

Yaṃ evarūpaṃ jānātha, bhikkhavo gehanissitaṃ;

Pāpicchaṃ pāpasaṅkappaṃ, pāpaācāragocaraṃ.

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修行僧らよ。このような出家修行僧を、実は、〈家にたよっている人、邪(よこし)まな欲望あり、邪な思いあり、邪な行いをなし、悪いところにいる人〉であると知れ。

ブッダのことば     中村元  訳     岩波文庫       第2  小なる章      6、理法にかなった行い  280

出家者しようと在家者であろうと、誰もが、立場や地位によって安楽の法門に近づくのではない。

198  第15章 楽しみ

198 15. Sukhavaggo Dhammapadapāḷi

Susukhaṃ vata jīvāma, āturesu anāturā;

Āturesu manussesu, viharāma anāturā.

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悩める人々のあいだにあって、悩み無く、大いに楽しく生きよう。悩める人々のあいだにあって、悩み無く暮らそう。

ブッダの真理のことば 感興のことば   中村元 訳   岩波文庫   真理のことば  第15章 楽しみ 198

悩みの原因は何であろうか。