202 第15章 楽しみ

202 15. Sukhavaggo Dhammapadapāḷi

Natthi rāgasamo aggi, natthi dosasamo kali;

Natthi khandhasamā [khandhādisā (sī. syā. pī. rūpasiddhiyā sameti)] dukkhā, natthi santiparaṃ sukhaṃ.

The Pāḷi Tipiṭaka  https://www.tipitaka.org/

愛欲に等しい火は存在しない。ばくちに負けるとしても、憎悪にひとしい不運は存在しない。このかりそめの身(み)にひとしい苦しみは存在しない。やすらぎにまさる楽しみは存在しない。

ブッダの真理のことば 感興のことば   中村元 訳   岩波文庫   真理のことば  第15章 楽しみ 202

テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。

前文1 第2 小なる章 7、バラモンにふさわしいこと

前文1 2. Cūḷavaggo 7. Brāhmaṇadhammikasuttaṃ

Evaṃ me sutaṃ – ekaṃ samayaṃ bhagavā sāvatthiyaṃ viharati jetavane anāthapiṇḍikassa ārāme. Atha kho sambahulā kosalakā brāhmaṇamahāsālā jiṇṇā vuḍḍhā mahallakā addhagatā vayoanuppattā yena bhagavā tenupasaṅkamiṃsu; upasaṅkamitvā bhagavatā saddhiṃ sammodiṃsu.Sammodanīyaṃ kathaṃ sāraṇīyaṃ vītisāretvā ekamantaṃ nisīdiṃsu.

The Pāḷi Tipiṭaka  https://www.tipitaka.org/

わたくしが聞いたところによると、—あるとき尊き師(ブッダ)はサーヴァッティー市のジェータ林、〈孤独な人々に食を給する長者〉の園におられた。そのときコーラサ国に住む、多くの、大富豪であるバラモンたち―かれらは老いて、年長(た)け、老いぼれて、年を重ね、老齢に達していたが、—は師のおられるところに近づいた。そうして、師と会釈(えしゃく)した。喜ばしい思い出に関する挨拶(あいさつ)のことばを交(か)わしたのち、かれらは傍らに坐した。

ブッダのことば     中村元  訳     岩波文庫       第2  小なる章      7、バラモンにふさわしいこと  前文1

テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。