195 196 14. Buddhavaggo Dhammapadapāḷi
Pūjārahe pūjayato, buddhe yadi va sāvake;
Papañcasamatikkante, tiṇṇasokapariddave.
Te tādise pūjayato, nibbute akutobhaye;
Na sakkā puññaṃ saṅkhātuṃ, imettamapi kenaci.
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すでに虚妄な論議をのりこえ、憂いと苦しみをわたり、何ものをも恐れず、安らぎに帰した、拝むにふさわしいそのような人々、諸々のブッダまたはその弟子たちを供養するならば、この功徳はいかなる人でもそれを計ることができない。
ブッダの真理のことば 感興のことば 中村元 訳 岩波文庫 真理のことば 第14章 ブッダ 195、196
六道輪廻を肯定する立場において、特定の立場に輪廻転生した場合、死亡した本人にお供えしても亡き人はそれを受け取ることが出来ないとされる。食物が炎に変わってしまい、食することが出来ないというような譬えがある。この場合、諸々のブッダやその弟子(如来や菩薩)にお供えし、その功徳により亡くなった方が福利を受けられるとする。
安居の最中、神通第一の目連尊者が亡くなった母親の姿を探すと、餓鬼道に堕ちているのを見つけた。喉を枯らし飢えていたので、水や食べ物を差し出したが、ことごとく口に入る直前に炎となって、母親の口には入らなかった。
哀れに思って、釈迦に実情を話して方法を問うと、「安居の最後の日にすべての比丘に食べ物を施せば、母親にもその施しの一端が口に入るだろう」と答えた。その通りに実行して、比丘のすべてに布施を行い、比丘たちは飲んだり食べたり踊ったり大喜びをした。すると、その喜びが餓鬼道に堕ちている者たちにも伝わり、母親の口にも入った。
Buddhavaggo cuddasamo niṭṭhito.
第14、ブッダをおわる