270 第2 小なる章

273 2. Cūḷavaggo 5. Sūcilomasuttaṃ

‘‘Rāgo ca doso ca kutonidānā, aratī ratī lomahaṃso kutojā;

Kuto samuṭṭhāya manovitakkā, kumārakā dhaṅkamivossajanti’’.

The Pāḷi Tipiṭaka  https://www.tipitaka.org/

貪欲(どんよく)と嫌悪(けんお)とはいかなる原因から生ずるのであるか。好きと嫌いと身の毛のよだつこと(戦慄(せんりつ))とはどこから生ずるのであるか。諸々の妄想(もうそう)はどこから起って、心をなげうつのであるか?—あたかもこどもらが烏を投げすてるように。

ブッダのことば   中村元  訳   岩波文庫   第2  小なる章      5、スーチローマ  270

テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。

190 191 第14章 ブッダ

190 191 14. Buddhavaggo Dhammapadapāḷi

Yo ca buddhañca dhammañca, saṅghañca saraṇaṃ gato;

Cattāri ariyasaccāni, sammappaññāya passati.

Dukkhaṃ dukkhasamuppādaṃ, dukkhassa ca atikkamaṃ;

Ariyaṃ caṭṭhaṅgikaṃ maggaṃ, dukkhūpasamagāminaṃ.

The Pāḷi Tipiṭaka  https://www.tipitaka.org/

さとれる者(=ブッダ)と真理のことわり(=法)と聖者の集い(僧)とに帰依する人は、正しい知慧をもって、四つの尊い真理を見る。―すなわち(1)苦しみと、(2)苦しみの成り立ちと、(3)苦しみの超克と、(4)苦しみの終滅(おわり)におもむく八つの尊い道(八聖道(はつしょうどう))とを(見る)。

ブッダの真理のことば 感興のことば   中村元 訳   岩波文庫   真理のことば  第14章 ブッダ 190、191

テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。