233.234 2. Cūḷavaggo 1. Ratanasuttaṃ
Sahāvassa dassanasampadāya [sahāvasaddassanasampadāya (ka.)], tayassu dhammā jahitā bhavanti;
Sakkāyadiṭṭhi vicikicchitañca, sīlabbataṃ vāpi yadatthi kiñci.
Catūhapāyehi ca vippamutto, chaccābhiṭhānāni [cha cābhiṭhānāni (sī. syā.)] bhabba kātuṃ [abhabbo kātuṃ (sī.)];
Idampi saṅghe ratanaṃ paṇītaṃ, etena saccena suvatthi hotu.
The Pāḷi Tipiṭaka https://www.tipitaka.org/
〔Ⅰ〕自身を実在とみなす見解と〔Ⅱ〕疑いと〔Ⅲ〕外面的な戒律・誓いという三つのことがらが少しでも存在するならば、かれが知見を成就(じょうじゅ)するとともに、それらは捨てられてしまう。かれは四つの悪い場所から離れ、また六つの重罪をつくるものとはなり得ない。このすぐれた宝が〈つどい〉のうちに存する。この真理によって幸せであれ。
ブッダのことば 中村元 訳 岩波文庫 第2 小なる章 1、宝 231
テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。中村先生の訳注によると、三つのことがら―ここに挙げられた三つは十結のうちの最初の三つである。それらは聖者(預流果)では消え失せる。四つの悪い場所、地獄、餓鬼、畜生、阿修羅をいうとされる。(細かくは解釈の違いあり。)六つの重罪—母を殺し、父を殺し、阿羅漢を殺し、仏の身体から血を出し、僧団の和合を破り、異教徒の教えに従うことをいうとされる。
パーリ語テキストと中村先生の訳の部分があっていなかった。中村先生の訳231からである。深くお詫びする。