228 第2 小なる章

230 2. Cūḷavaggo 1. Ratanasuttaṃ

Ye suppayuttā manasā daḷhena, nikkāmino gotamasāsanamhi;

Te pattipattā amataṃ vigayha, laddhā mudhā nibbutiṃ [nibbuti (ka.)] bhuñjamānā;

Idampi saṅghe ratanaṃ paṇītaṃ, etena saccena suvatthi hotu.

The Pāḷi Tipiṭaka  https://www.tipitaka.org/

ゴータマ(ブッダ)の教えにもとづいて、堅固(けんご)な心をもってよく努力し、欲望がなく、不死に没入して、達すべき境地に達し、代償(だいしょう)なくして得て、平安の楽しみを享(う)けている。この勝れた宝は〈つどい〉のうちにある。この真理によって幸せであれ。

ブッダのことば   中村元  訳   岩波文庫   第2  小なる章      1、宝  228

テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。中村先生の訳注によれば、不死の原語amataは「甘露」の意味をも含めているのであろう。amṛtaが「不死の飲物」であるという意味は、すでに「リグ・ヴェーダ」以来存するとされるといわれる。