25 第2章 はげみ

25 2. Appamādavaggo Dhammapadapāḷi

Uṭṭhānenappamādena , saṃyamena damena ca;

Dīpaṃ kayirātha medhāvī, yaṃ ogho nābhikīrati.

The Pāḷi Tipiṭaka  https://www.tipitaka.org/

思慮ある人は、奮い立ち、努めはげみ、自制・克己によって、激流もおし流すことのできない島をつくれ。

ブッダの真理のことば 感興のことば  中村元 訳  岩波文庫  真理のことば  第2章 はげみ

テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。中村先生の訳注によると、前の第24詩に相当する漢訳『法句経』の文ではsuññataを「自制」と訳しているから、ここのsaññmaも同じ語で訳して差支えないであろう。島ー・・・しばしば帰依する処の意味でつかわれる。

自灯明法灯明ということであろう。

24 第2章 はげみ

24  2. Appamādavaggo Dhammapadapāḷi

Uṭṭhānavato satīmato [satimato (sī. syā. ka.)], sucikammassa nisammakārino;

Saññatassa dhammajīvino, appamattassa [apamattassa (?)] yasobhivaḍḍhati.

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こころはふるい立ち、思いつつましく、行ないは清く、気をつけて行動し、みずから制し、法(のり)にしたがって生き、つとめはげむ人は、名声が高まる。

ブッダの真理のことば 感興のことば  中村元 訳  岩波文庫  真理のことば  第2章  はげみ   24

テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。名声はともかく、このように生きてみたいものである。知恵ある人の生き方の理想ではないかと考える。

64 第1 蛇の章 3、犀の角

64 1. Uragavaggo  3. Khaggavisāṇasuttaṃ

Ohārayitvā gihibyañjanāni, sañchannapatto [sañchinnapatto (syā. pī.), pacchinnapatto (ka.)] yathā pārichatto;

Kāsāyavattho abhinikkhamitvā, eko care khaggavisāṇakappo.

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葉の落ちたパーリチャッタ樹のように、在家者の諸々のしるしを除(のぞ)き去って、出家して袈裟(けさ)の衣をまとい、犀の角のようにただ独り歩め。

ブッダのことば  中村元 訳  岩波文庫  第1 蛇の章 3、犀の角  64

テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。中村先生の訳注によると、袈裟の衣をまといーkāsāyavattho.鬚髪を剃り、在家の人々の着ている白い衣を捨てて、
糞掃衣(paṃsukūla)をまとうのである。糞掃衣のことをシンハラ語ではpaduというとされる。

出家の勧めである。樹下に坐し瞑想を行うというのは現在の日本ではあまり耳にしないが、世間から離れ独り歩まれるなら耳にしなくて当然であろう。