諸仏如来、ともに妙法を単伝して、阿耨菩提(あのくぼだい)を証(しょう)するに、最上無為(むい)の妙術あり。これたゞ、ほとけ仏(ほとけ)にさづけてよこしまなることなきは、すなわち自受用三昧(じじゅようざんまい)、その標準なり。
正法眼蔵(1) 道元 著 水野弥穂子 校注 岩波文庫
テキストの漢字ルビはカッコ書きで表記した。
以下は管理人の解釈である。「 もろもろのほとけや如来は、それぞれ真実のことわりを伝えてきた。自分というものを表わすための最も優れた方法を伝えてくれた。ほとけに順って間違ったことがないのは、自分が使ってみてよくわかる。」
平成31年4月18日 解釈の変更を行う。
「釈迦牟尼から連綿とそれぞれ師匠から弟子へと伝えられた妙なる法、これはほとけのさとりを実証するのに、最上で自然な方法である。ほとけからほとけへの代々の相伝が間違っていないことは、自分がその教えを試し良いものとして実行していることで証明できるのである。」